日本心臓血管内視鏡学会 学術集会・イベント

第22回学術集会 内田賞・ベストイメージ賞

第22回学術集会 内田賞

「血管内視鏡と光干渉断層法により観察しえた薬剤溶出性ステント留置後再狭窄を認めた2症例」

岡崎大武(日本医科大付属病院)

この度、第22回心臓血管内視鏡学会において僭越ながら内田賞を授与させて頂きました。このような身に余る賞を賜りましたことを大変光栄に感じています。ご選考頂きました先生方ならびに本学会関係者方々に対しまして厚く御礼申し上げます。

学会会場におきましては、諸先生方の活発な討論を通して、明日への糧となるような新たな見地に多く触れることができ、大変勉強させて頂きました。また同時に血管内視鏡や光干渉断層法の奥深さや、それゆえの興味深さを改めて感じている次第です。血管内視鏡をはじめとする血管内イメージングは既に確立された重要な分野ではありますが未だ明らかにされていないことも多く、今後の症例蓄積や検討が必要ではあるものの、本学会で諸先輩方により行われました貴重なご発表や討論が、冠動脈疾患治療戦略の新たな展開の礎になると信じ、私も微力ながら日々の診療に邁進したいと思います。

最後になりましたが、今回の演題発表に際し御指導下さいました先生方、ならびに学会会場で貴重な御意見を賜りました諸先生方に心から感謝申し上げます。

第22回学術集会 ベストイメージ賞

「Sephenous vein graftをOCTで観察し得た一例」

大下 晃(県立今治病院)

この度は、平成20年度第22回日本心臓血管内視鏡学会のベストイメージ賞を賜り、大変光栄に感じるとともにご選考いただきました先生方には心から御礼申しあげます。私は今年から愛媛県立今治病院に赴任してきました。これまでの病院では血管内視鏡を扱っておらず、現在松岡先生、川上先生のもと日々勉強させていただいております。

日本心臓血管内視鏡学会にも今回が初参加であり、たくさんの新しい知識を得ることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。また先生方のすばらしい発表を拝聴し、いい刺激にもなりました。 当院では、「直接見る事以上に説得力のあるものはない」の精神で、今後も血管内視鏡での観察を精進して参りたいと思っています。また、OCT(特に3D-OCT)と血管内視鏡所見を組み合わせて新たな知見をお届けできればと考えております。

皆様方のより一層の御指導、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。